きものサローネ

きものサローネにいってきました!

「きものサローネin日本橋」は、2012年よりCOREDO室町の三井ホールを中心に毎年開催されている、きものファッション&カルチャーイベントです。
2013年からはイベントの規模を拡大してCOREDO三井ホールと隣のYUITOビルの2会場で開催。
2016年のイベントでは延べ15,000人を超える来場客で賑わいました。(公式HPより)

素敵なコーディネートなどがたくさんあり、大変参考になりました!!
撮影してはいけない部分もあり、全部ではないですが、少しだけお見せいたします!
また来年も開催されれば行こうと思います!
みなさまも、是非足をお運びになってはいかがでしょうか?

 

   

    

きものサローネ

伊勢木綿ができるまで

伊勢木綿

伊勢木綿とは

室町時代末期に綿の種が日本に伝来し、土・水・気候に恵まれた伊勢地方では綿の栽培が盛
んになりそれと同時に木綿織物の一大産地となり、「伊勢紬」や「津もじ」などの伝統的な
織物が盛んに織られました。
伊勢参宮のお土産として津の街道で名物として売られていた伊勢木綿は、商人の手によって
江戸に送られ、最高級の木綿として広く評価されるようになりました。
江戸時代から戦前まで、栽培に適した地域ではたくさんの木綿が製造され、庶民の日常着と
して全国の人々に愛用されるようになり、明治・大正・昭和にかけて一大産地であった伊勢
は木綿製造で経済的基盤を作りました。
しかしながら化学繊維の発展や日本人の普段着が洋装へと変化していく中で、木綿の需要は
激減し、伊勢の木綿産業を支えていた機元も次々と暖簾を下し、現在では臼井織布㈱の1社
が残るのみとなりました。
国内最高級の純綿糸を使用し、明治時代から動き続けている織機を使い、当時と変わらない
製法で作り続けられている伊勢木綿は、現在ではとても貴重な織物となりました。

伊勢木綿ができるまで

1. 綛上げ
綛あげ1
綛あげ1
綛あげ1
撚糸の完了した糸が巻かれた糸巻きから「綛(かせ)」にする“綛上げ”を行います
糸巻きのまま、圧力をかけて染色するのが一般的ですが、伊勢木綿の糸は“綛上げ”の工
程を加えます。
綛の状態で染色することで糸の発色が一段と良くなるのです
伊勢木綿の鮮やかな色合いはこのひと手間によって生まれるのです
2. 染色
綛になった綿糸を染色します
3. 糸繰り
糸繰
糸繰
染め上がった綛を糸巻きに戻す“糸繰り”を行います
4. 整経
整経
糸繰りで出来上がった糸巻きから糸を取り、織り上りのデザインに沿って糸を並べて、
経糸を整経します
5. 製織
製織
製織
製織
織機に経糸をセットし織り上げていきます
百数十年働き続ける10数台の織機で製織していきます
機械での製織であっても人の手は必ず必要です。糸の調子や織上りを見守り、手作業で
“くちあき”を調整します
この作業が伊勢木綿の風合いを決める大切な手仕事なのです
キチリからゆっくりと経糸が繰り出され、シャトルが左右に動いて緯糸を通していきま

伊勢木綿の機織りは1分間に3㎝ほどで、柔らかい糸を丁寧に織り上げていきます
1台の織機で1日に1反(13m)しか織り上げることができないのです
6. 水元
7. 整理・検反
整理検反
乾いた反物を検品し、1反分(13m)ずつにカットしていきます
8. 出来上がり
伊勢木綿生地
折りたたんだままでは折シワが残るので1反ずつ巻いて保管します
伊勢木綿の証である証紙が貼られて出来上がります
伊勢木綿の唯一の織元・臼井織布
臼井織布は真宗高田派の総本山・専修寺の門前町にあります。古い町屋が残る「旧伊勢別街
道」にある古い町屋です。
引き戸を開けると通り土間が奥へ奥へと続くウナギの寝床のような古い町屋で、反物を収め
た土蔵も残っている情緒ある工場です。
仕入れた綿糸の染色から反物に織り上げた後の水洗まですべてこの工場で行います。
そのすべての作業をこなすのは、熟練の職人と明治時代から働き続けている10数台の織機た
ち。「豊田式力織機」が色とりどりの伊勢木綿を織り上げています。
50年ほど前までは10数社あった織元でしたが、現在は臼井織布一社のみ。
大量生産の対極にある伊勢木綿の魅力をこれからの人たちにもっと知ってもらいたいという
思いから、新たな挑戦を続け現代の感性にも合う伊勢木綿が出来上がりました。
当世唯一の伊勢木綿織元では、受け継がれてきた技と精神で“懐かしくも新しい”伊勢木綿が
これからも作り続けられていきます。
伊勢木綿の柄
直線だけで出来上がる伊勢木綿のデザイン。臼井織布にはその歴史が生み出した様々な柄が
なんと100種類以上残されています。
ストライプやチェックなど、今のファッションでもおなじみのデザインに感じられる伊勢木
綿の柄ですが、そのすべては江戸時代から伝わる伝統的な柄なのです。
窓格子、弁慶格子、矢鱈縞、布団縞、カルサン縞…
昔と変わらないシンプルなデザインに意匠をこらし、色合わせを工夫して“かわいい!”鮮や
かな反物が出来上がります。
織物ならではの鮮やかな色合いから、昔から変わらない着物らしいシックな色まで、普段着
きものだからこそ楽しめる装いを伊勢木綿は叶えてくれます。

伊勢木綿の魅力

伊勢木綿はほかの木綿とは全く違う風合いが魅力です。
国内最高級の純綿糸を使用し、昔から変わらない製法で織り上げられる伊勢木綿は、綿とは
思えないほど柔らかな風合いが特徴です。
一般的な木綿は、洗うほどに硬くなってしまうのに対し、伊勢木綿は洗えば洗うほど糸につ
いた澱粉糊が落ちていき、柔らかな風合いが出てきます。
この特有の風合いは撚りの弱い糸を丁寧にゆっくりと織っていくその工程で生まれます。綿
の単糸はとても繊細で切れやすいのですが、強い撚りをかけず、綿に近い状態のまま天然の
澱粉糊で固め、ゆっくりとゆっくりと織りあげていくのです。
シワになりにくく、その柔らかな風合いと肌触り、保温性・通気性にも優れている伊勢木綿
はまさにどんな季節にもぴったりの普段着です。
また、近年ではこの特有の風合いと着心地の良さ、古布のような素朴な風合いと特徴的な色
柄に注目が集まり、様々なアーティストによって伊勢木綿を使った様々なアイテムが生み出
されています。

伊勢木綿産地の臼井織布を訪ねてきました!

伊勢木綿

伊勢木綿の産地である三重一身田を訪ねてきました!
一身田の写真
(京都から車で行きました、高速道路を使って約2時間ぐらいです。)
そもそも伊勢木綿とは・・・
日本には綿の産地が複数あり、この伊勢地方もその1つでした。この伊勢地方の木綿生地は、単糸を使っており、使い込むほどに柔らかくなり、風合いがよくなるという特徴を持っていて、まさに普段着の着物の素材としてはバッチリです!!
今現在、こうやって見直されている伊勢木綿ですが、ほんの数十年前までは、あまり注目されていませんでした。

しかしながら、今現在は、着物はもとより「手ぬぐい」「パジャマ」など、さまざまな形で日本中で愛されています!!今では靴やいすの革の代わりなどにも用いられ、ますますひろがる一方で、海外の方のお土産としても愛されています。

現在、この伊勢木綿を製造されているのは、「臼井織布」さんだけであり、さっそく訪ねてきました!
一身田の写真
(木造で、非常に雰囲気があります)
一身田の写真
(店内写真です。ディスプレイ用に着物が1着きせられており、それ以外にも伊勢木綿を使った商品がたくさん並んでいます)

織物を織る工程を軽くご紹介します!また後日、詳しくUPしますね♪
① いわゆる「先染め」の糸を使用します。先染めとは、生地を織る前に、糸の段階で染めることを言います。
一身田の写真
② 織機に使えるように、糸を整理します
一身田の写真
③ 生地を製織します・・・使われている織機は中には100年以上稼働しているものもあります。古い織機でも、常に丁寧にメンテナンスが行われ、品質が維持され続けています。
一身田の写真
(伊勢木綿をチェックしている人にはおなじみ!?の柄が出てきました!)
一身田の写真
(何台もの織機が並んで稼働しています。壮観ですが、その分音もすごいです(笑))
④ 生地の「糊」などを洗い流す作業に入ります。
一身田の写真
⑤ 生地をたたみながら、検反を行います
一身田の写真]一身田の写真
⑥ 着物1着分(約12.5メーター)に巻いてできあがり!

こうやって織り上がった伊勢木綿を、1着ずつ丁寧に縫製させていただきます。松村糸店では、Mサイズは即納OK 、その他別サイズでも受注生産が可能になっております!よろしくお願いします。
一身田の写真
一身田の写真

簡単1分!着物のたたみ方をご説明いたします

まずは基本のキモノのたたみ方をご紹介します

着物や浴衣は今回ご紹介する「本畳み(ほんだたみ)」というたたみ方で保管するのがベストです。
このほか、着物によっては、刺繍や金箔などの装飾を守るための「夜着畳み」、着物の下に着る長襦袢のたたみ方「襦袢畳み」、着物の上に着る羽織用の「羽織畳み」などがあります。
他のたたみ方はまた後々ご紹介します!

きちんと着物をたたんで保管することで、長くお使いいただけます。

1.キモノ(浴衣)を広げます

衿を左手側、裾を右手側にして広げます
なるべくシワを伸ばして平らに

2.手前の脇線にそってたたみます

縫い目に沿ってシワを伸ばしながら

3.おくみ線に沿って手前に折り返します

おくみ(衽)とは:襟から、下は裾まで続く半幅(約15cm)の布のこと
おくみ線とはおくみと前身頃の境目のことをいいます

4.衿を内側に折り返します

ちょうど首の後ろにくる部分の衿を内側に倒して、衿が台形になるように折ります

5.手前の折りたたんだおくみに、奥のおくみを合わせます

手前に折りたたんだキモノに同じパーツをきれいに重ねていくようなイメージです
おくみにはおくみ、衿先には衿先、と左右のパーツを重ねます
台形になっていた後衿もきれいに真半分に折って重ねます
裾から衿に向かって順番に重ねていくとやりやすいです



6.奥の脇線と手前の脇線を重ねます

奥にある脇線を持って、手前に引き寄せ、2.の脇線に重ねます
このときも裾から重ねていくとやりやすいです

7.キモノ(浴衣)全体がピッタリ真半分に重なります

このときにシワがないか全体をチェックし整えます

8.上の袖を折り返します

重なっている袖の上の方(左の袖)は奥に折り返します

9.下の袖を折り返します

下にあった袖は重なっているキモノ(浴衣)の一番下にくるように折り返します

10.全体を半分に折ります

キモノ用の紙製の袋(たとう紙)のサイズのほとんどは、着物を半分に折ったサイズになっています。

必ず半分に折らなければいけないということではありませんので、ご自身の収納スペースにあった大きさに折って保管してください

どのような大きさになっても、とにかくシワを伸ばして折り目がつかないように保管するのが一番です!
私の場合、ちょうど収納ケースに入るよう、袖の長さ分くらいの三等分に折りたたんで収納しています。